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| 27.フコイダンの成分 硫酸基(りゅうさんき)とは |
フコイダンの抗がん効果のかなめである硫酸基とは、 文字どおり硫酸のもとになる成分です。
硫酸と聞くと、劇薬だと思う人も多いでしょう。
たしかに、「硫酸」が単独で存在するときにはそうですが、 有機物と結合した状態では無毒になり、 有機物と結合した状態のことを「硫酸基」とよびます。
硫酸基の特長は、なんと言っても水分を貯蔵する力で、 ヌルヌルとしたジェルのような状態を作り出し海藻の表面を うるおわせます。
人体では胃の粘膜を胃酸から守るはたらきがあります。 硫酸基は、人の胃粘膜の粘質性の成分とも同質なものなので、 フコイダンが胃の中に入ると、同じようなヌルヌル成分と相性が良く、 なじみやすいのです。
フコイダンは海藻の種類によって、フコイダンの種類があり、 粘着性のヌルヌル成分の構造も違っているのです。
健康のためにはどの海藻のフコイダンが効果的なのか、 フコイダンの研究によって、海草の中でも特に粘着性成分の多い もずくが良いという事がわかってきました。
もずくは、ほかの海藻の約5〜8倍ものフコイダンを 含んでいます。
もずくは特に硫酸化フコースという成分が他の海藻よりも多く 含まれています。
フコダインのおもな成分としてはフコースを中心にガラクトース、 キシロース、ウロン酸などです。
フコースとはフコイダンに含まれている多糖体のことで、 アロエに含まれるムコ多糖体やアガリクスに含まれている
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グルカンなどの多糖体がよく知られています。 このフコイダンも同様に多糖体です。
フコイダンの特徴は、硫酸基を多く含むことで、これが他の多くの 多糖類との大きな違いと言えます。
これまでの研究で、フコイダンの中の硫酸基が 抗ガン効果などさまざまな作用を発揮するのに 重要な役割を果たすことが明らかになっています。
天然モズクフコイダンがさまざまな作用を発揮するためには、 硫酸基の結合量が13%以上必要であること、 原料の海藻からフコイダンを抽出するときには、 硫酸基をはずさないことが重要になるのです。
しかしモズクが成長する環境に問題があるため 国内で養殖されている海藻から抽出されるフコイダンには 硫酸基が10%程度しか含まれていません。
フコイダンの原料となるモズクに重金属類などの 化学物質が付着している場合、 抽出過程でそれらを取りはずすときに、 硫酸基を失ってしまう率が高いのです。
フコイダンがさまざまな生理機能を発揮するには、 硫酸基の結合量が13%以上なくてはならないのです。
その点、トンガ王国のようなきれいな海で育った モズクは、汚染されておらず、硫酸基の結合量が 高いフコイダンがとれるわけです。
モズクやコンブなどからフコイダンを抽出するときには 硫酸基をはずさないことが重要です。
フコダインを選ぶには硫酸基が13パーセント以上を目安に、 原材料と原産国も視野に入れて選ぶことが大切といえます。
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